【ブロック】 東北
【発表テーマ】 定時制高校(産業科)における「ものづくり教育」の充実
~自転車通学安全グッズ(LEDライト)の製作をきっかけとして~
【発表者】 山形県立長井工業高等学校 福祉情報・福祉生産システム科 河村 一郎
【概 要】
山形県立米沢工業高校定時制では、平成23年度から生徒全員で交通事故防止に役立つ自転車通学安全グッズ(LEDライト)を一人一
台製作している。事後アンケート調査では、はんだ付けのコツをつかみながら、自力でLEDライトを完成させたことに自信を持ったことがうか
がえた。LEDライト製作は、電気電子が専門でない生徒達にとって「自作したものを自分で利用するものづくり」への挑戦であった。
24年度は、LEDライト製作の自信をきっかけとして、ステップアップを図り、「外部の人に使ってもらえるものづくり」に挑戦しようと考えた。
その後、山形県立山形盲学校と連携し、点字学習支援装置の製作に挑戦し贈呈することができた。点字の調査から贈呈までの作業を通
して、「自分たちでも作れるんだ」という大きな自信につながったと実感している。さらに今年度は、他県の盲学校へ贈呈するために、バー
ジョンアップした装置作りに挑戦していく様子を紹介した。(前任校の取り組み)
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