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研究発表2014-全体-2

【ブロック】  東北

【発表テーマ】 参画と協働のものづくりを目指して  ~アニメ動画「寒河江のルーツを探せ!」~

【発表者】   山形県立寒河江工業高校  情報技術科  武田 正則   【代理発表】 大場 広道

【概 要】
 参画と協働のものづくりを目指し,生徒の意見が十分に反映できるような双方向型授業システムの開発をすすめました。本研究では,学習促進案(facilitation plan)を構築し,ものづくりを2つの観点から位置づけます。ひとつは「教育的ものづくり(クリッカーによる学習支援システム)」を開発します。これは,テレビリモコンのようなカード端末のボタンを押すと,回答結果が集計されてリアルタイムにパソコン上に表示されるというシステムになります。もうひとつは「情報的ものづくり(アクティビティ・プログラム)」を開発します。これは,問題解決プロセスと各種アクティビティ(手法・技法)とを組み合わせたプログラムになります。これらの教材開発を基に,郷土愛を育み・地域に根差した学校づくりをねらいとしたFlashアニメ動画「寒河江のルーツを探せ!」を作成し,地域の活性化に役立てます。さらに,教師の指導プロセスとして,従来の教師から,コーチ(個別),ファシリテーター(協働),コンサルタント(一斉)の役割を担うCFC(coach/facilitator/consultant)指導法を提示します。