【ブロック】 関東
【発表テーマ】 ロボットアームの研究
【発表者】 栃木県立鹿沼商工高等学校 情報技術科 大谷 智史
【概 要】
東日本大震災の発生により,危険区域での救助活動,がれきの除去作業,原発内での除染作業など,生身の人間が直接作業することが困難な現場が数多く発生しました。このような現場では特殊な作業ロボットが投入されたが,操作技術を身に付けるまでにかなりの時間が必要になってくることや,操縦を行える人が限られてしまっていることなどの問題が実際に発生していました。
そこで今回の研究では,操作技術や経験を必要としない,誰にでも簡単に操作が行えるロボットアームの開発を行うことにしました。ロボットの制御にはマスター・スレーブ方式を利用して,マスターアームには人の腕の動きを直接読み取る装置を製作し,スレーブアームには読み取った動きと連動して動作するロボットアームの製作を行いました。そして,今日の私たちの生活の中で製作したロボットアームがどのように利用できるかを考察しました。