【発表テーマ】地域の防災・減災を目指す土木技術者の育成
【発表者】 宮城県石巻工業高等学校 佐光 克己
【概要】
平成23年4月に文部科学省が「教育の情報化ビジョン」を取りまとめ、その中で、教育の情報化に向けた一層の推進を求めている。
総務省においては、公共データの活用促進、すなわち「オープンデータ」の推進を進めている。このように、社会全体が、
これまで以上に情報活用能力を求めており、高校でもその能力を育成するために様々な取組が行われている。
本実践は、ICTを活用した新たな学びの可能性について議論されている中で、工業高校で土木を学ぶ高校生が、
オープンデータを始めとした地域に関する様々な情報を活用しながら、まちの現状を考察していく取り組みである。特に、GIS
(地理情報システム)からデジタルマップ(以下DMPと表記)を作成し、それを活用しながら地域の防災・減殺について考察をしていくことで、
地域のまちづくり技術者として主体的に関わろうとする態度を育成する。